お灸のススメ第2回は「もぐさ」についてです。
“もぐさ”の言葉の由来は“燃える草”。
お灸はもぐさに火を点火して、その熱を利用することで効果が出る治療法です。
もぐさの原料は「よもぎ」です。そう、あのよもぎ餅のよもぎです。よもぎは、食べても、飲んでも、塗ってもよし!と言われるほど万能な草なんです。
よもぎの葉裏の柔毛にはチネオールという精油成分が含まれていて、カラダを温めてくれる効果があることが良く知られていますし、よもぎの薬効成分には止血や虫よけの効果や、お肌を整える美容効果があることが最近の研究で分かって来ています。
【よもぎ から もぐさが出来るまで】
1、6~7月にかけてよもぎを摘み取ります。日本中のどこにでもよもぎははえています。
2、摘み取ったよもぎの葉を3~4日間くらい天日乾燥した後で、日陰げ干しをします。
3、80~100℃の熱で5~6時間かけて火力乾燥させます。最終的に含水率は1~2%ほどになります。
4、乾燥したよもぎを粉砕機で細かく砕きます。
5、さらに臼で3段階に分けてさらに細かく粉砕します。
6、分離機械で必要な柔毛と不要な葉肉、葉脈などの不純物と分けます。更に“唐箕(とうみ)”という選別機にかけて、さらに細かい不純物を取り除きます。
7、良質なもぐさの出来上がりです。
よもぎはもぐさに加工することで、燃焼温度や燃焼時間がお灸に最適となります。じっくりと時間を掛けた温熱効果でより深く温めることが出来るんです。
日本のいたる所に自生していて手に入れることが容易なうえに健康効果が高いことから、おきゅうは日本の風習に定着し人々の健康に寄与してきました。
そんなよもぎの効果を、セルフお灸で実感してみましょう!
次回は“自分の生活スタイルに合ったお灸のいろいろ”です。
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