過活動膀胱の治し方　第２回目は【過活動膀胱の原因】です。

 

過活動膀胱 には、脳と膀胱・尿道を結ぶ神経のトラブルで起こる 1)神経因性 のものと、それ以外の原因で起こる 2)非神経因性 のものがあります。

 

1）神経因性の過活動膀胱（男女共通）

脳卒中や脳梗塞などの脳血管障害、パーキンソン病などの脳の障害、脊髄損傷や多発性硬化症などの脊髄障害の後遺症により、脳と膀胱（尿道）の筋肉を結ぶ神経の回路に障害が起きると、「膀胱に尿がたまったよ」「まだ出してはいけないよ」「もう出していいよ」「膀胱を緩めるよ（締めるよ）」「尿道を締めるよ（緩めるよ）」といった信号のやりとりが正常にはたらかなくなります。その結果、膀胱に尿が少ししかたまっていなくても尿を出そうとしたり、「締める」「緩める」の連携がうまくはたらかなかったりして、 過活動膀胱 の症状が出るようになります。

 

 

2）非神経因性の過活動膀胱

女性の場合

〇骨盤底筋のトラブル
女性の場合、加齢や出産によって、膀胱・子宮・尿道などを支えている骨盤底筋が弱くなったり傷んだりすることがあります。そのために排尿のメカニズムがうまくはたらかなくなり、過活動膀胱が起こります。

 

男性の場合

〇前立腺肥大症が関連したもの
前立腺肥大症などで尿が出にくい状態（下部尿路閉塞）が続くと、排尿のたびに、出にくい尿をなんとか出そうとがんばる膀胱に負担がかかることになります。 これが繰り返された結果、膀胱の筋肉が異常をきたし、少しの刺激にも過敏な反応をするようになり過活動膀胱が起きます。

男女共通

〇それ以外の原因
上記以外の何らかの原因で膀胱の神経が過敏にはたらいてしまう場合や、原因が特定できない場合もあります。いくつかの原因が複雑にからみあっていると考えられています。この原因の特定できないものや加齢によるものが、実際には最も多く存在しています。

プラステン治療院の鍼灸治療は  2)非神経因性の過活動膀胱　が治療の対象になります。

頻尿や尿失禁に悩んでいるのに、年齢のせいだからと諦めている人や、恥ずかしくて誰にも相談できずに我慢している人は大勢いらっしゃいます。その受診率は男女全体でたったの22.7%。とくに女性は低く8%にも達していません。高齢の女性になると、さらに低くなってしまいます。

 

過活動膀胱 は、命に関わるような病気ではありません、、、、でも、あなたの「生き生きとした人生」を妨げてしまう問題のある病気です。いつもトイレのことが気になって、人付き合いや外出が嫌になる、旅行が楽しめない、夜中のトイレで骨折転倒や寒さによる脳や心臓のトラブルの原因になるなど、あなたの生活の質(QOL)を低下させてしまいます。

 

過活動膀胱の悩みや我慢からの解放は、まず受診して相談することから始まります。プラステン治療院は、患者様のプライバシーに配慮した完全個室で問診から治療まで行います。安心してご相談ください。

 

 

過活動膀胱 の鍼灸治療をはじめとして、女性鍼灸師によるエイジングコントロール美容鍼、肩こりや腰痛を始めとしたお身体全般の痛みや不調に対する一般鍼灸治療など、ご家族で通える治療メニューを用意しています。

 

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